[京都二十四節気] 白露

N.a.

◆白露(はくろ)
大気が冷えて来て、露ができはじめる頃
新暦9月7日~22日頃


露草~白露の自然~
秋の明け方は気温が下がり、空気中の水蒸気が凝結して露が降りやすくなります。
この「朝露」は、日差しとともに消えてしまうことから、古来、儚いもののたとえとされてきました。路傍で可憐な花を咲かせる「露草」は、朝開き、日差しとともにしぼんでしまいます。その儚さが朝露を連想させるとして、「露草」と名付けられたという説があります。
露草の色素は水にあうと跡形もなく消えることから、染物の下絵を描く絵具として使われました。古くは「月草」とも呼ばれ、人の心と同様に「移ろいやすいもの」として、多くの和歌に詠まれています。

中秋の名月~白露の暮らし~
旧暦8月15日の月(十五夜の月)は「中秋の名月」と呼ばれ、昔からその美しさが愛でられてきました。
京都には、この夜、紅絹(もみ)の小裂(こぎれ)で糠袋(ぬかぶくろ)を縫う習わしがあります。月明かりを頼りに縫うと、裁縫が上達すると言い伝えられてきました。糠袋とは米糠を入れる小袋で、石鹸がなかった時代、顔や体を洗う道具として使われました。特に紅花染めの絹(紅絹)で作った糠袋は洗顔すると肌が美しくなるといわれ、重宝されたようです。
女性たちは、完璧な月に様々な祈りを込めていたのかもしれません。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年9月)



前の節気-処暑 http://youtu.be/0UO15B7gIBI
次の節気-秋分 http://youtu.be/IV3vrcKqyiM

YouTubeチャンネル「NipponArchives」
https://www.youtube.com/NipponArchives2013

撮影地 : 京都府 撮影日 : 2012/09/08

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