宿場をどり

認定クリエイター
ギュータロウ

私たちの身の回りに存在する古い事象を例に取り上げてみると、謂れの失われた状態で伝わり、現在に至っている場合が多いようです。そんな中にあって、「宿場をどり」はその起こりや成り立ち・発展が木屋瀬(追分の宿)という地理的条件を考え合わせると、容易に推測できてしまいます。このようにいろいろ解ってくると、昔の木屋瀬の賑わいや当時の先人たちの想いが妙に生生しく想像されます。

撮影地 : 福岡県 撮影日 : 2002/11/02

ユーザーからのコメント

1件中 - 1~1件目を表示

オーエン

※個夢劇場からコメントを移動しました。

投稿者:ono 2005/6/5 23:13:50
ともさん、貴重なご意見をありがとうございます。
ともさんのおっしゃる通りですね。自分たちが生まれ育ってきた環境を
どのような形で後世へ残し、受け継いで行ってもらうのか。これは大変難しい問題です。
そんな中、私は祭りの重要性を今回の取材で改めて認識させられました。
「祭りはただ周囲に賑わいをもたらすばかりではなく、
それよりも地域の子供たちの道徳心を育む場なのではないのか」と・・。
そういう意味で木屋瀬地区の場合、この宿場踊りがあるからこそ、
世代を超え、地域に一体感が生まれてきているのではないでしょうか。
それから歴史や文化の継承というのは、
自動的に又あるいは自然発生的に行われるものではありません。
そこには地域振興に努力されている方々が必ず存在するのです。
この取材でお世話になった(当時)木屋瀬宿場踊り振興保存会の会長・本松達也氏も
そのお一人です。インタビューさせてもらった時、
「かつて自分が直接踊りを指導した子供たちが、今では宿場踊り振興の中心となって
後進の指導へ積極的に動いてくれている」と、顔をほころばせながら話しておられたのが
印象的でした。その本松氏が・・・。
昨年末、突然奥様からお葉書が送られてきました。
「今年5月、主人は亡くなり、喪中につき賀状は失礼いたします」と、いう内容の文面でした。
私がその葉書に目をとおし、絶句したのはいうまでもありません。
インタビューが初対面の私に、別れ際にお土産まで用意してくださる気配りを示された、
本松氏。恐縮している私に優しい言葉をかけて下さり、胸の奥が熱くなったのを
つい昨日のことの様に思い出されます。
本当に、ありがとうございました。
今回、本松様が一周忌をお迎えになられるのを機に、この作品をご覧になられた方には
この事実をお知らせしようと思いました。
この場をお借りいたしまして、本松達也様のご冥福を心よりお祈り申し上げます、
と同時に同氏が強く望んでおられました宿場踊りの更なる振興・発展についても
併せてお祈り申し上げます。
本松様、どうぞ安らかにおやすみください。合掌。


投稿者:とも 2003/3/12 11:22:11
祭りは子孫へ受け継がれるもの。だからこそその地域の特色やその地域で生まれ育ったという
アイデンティテイーが沸いてくるのではないでしょうか。時代とともに少しずつ、
祭りの形は変化するかもしれませんが、奥底にあるその土地で生まれたという
意識、誇りはいつまでも受け継がれるといいなぁと思います。

関連動画